独立開業ブログ
6.222016
【データから見る】起業に踏み切らない理由
中小企業庁委託「日本の起業環境及び潜在的起業家に関する調査」(2013 年 12 月、三菱 UFJ リサーチ&コンサルティング(株))からのデータです。
起業したい人が、起業に踏み切れない理由とは
上のグラフから起業に踏み切れない理由を大きく分けると、
この3つに分類されるのではと思います。
①現状に満足している
②不安(起業後のリスク、自分の能力、生活、漠然とした不安)
③起業する方法が分からない。(相談相手がいないを含む)
起業するには強い意志や思いが必要なので、①のように現状に満足していると「よし!起業しよう!!」と思えなくなるのは分かります。
①の人は無理に起業する必要がないとも言えるでしょう。
②の起業後のリスクへの不安、自分の能力への不安、生活への不安、漠然とした不安・・・という色々な「不安」は
起業にはつきものです。
起業後のことは誰にも分かりません。
起業して「100%」成功することがないことはデータからも立証されています。(【データから見る】独立開業後の企業生存率)
この不安には自分の努力によって克服するしかないのでは?と思います。
この種の不安は起業した後もなくなることはないからです。
③の起業する方法が分からない場合はどうすればいいのでしょうか?
起業する方法は「起業するときだけ必要」なものです。
起業後に成功するためには、「起業する方法」は必要なく、事業の経営をうまくできるかが大切なのです。
ですから、起業方法がわからない場合は「プロ」を利用するのも1つの方法です。
リコも「自転車屋開業に関するプロ」です。
もし、自転車屋をやりたいけど、自転車屋をどうやって始めればいいのかが分からないといった場合は
リコを利用して開業するのも1つの手段です。
実際に、リコで開業される方の3割は、自転車屋のスタッフとして働いていた経験者です。
修理技術はあるが、起業ノウハウがないという方が開業する手段としてリコを利用したと
言えると思います。
このように、自分がやりたいと思っている事業で「独立させるプロ」を探して利用することも
独立に弾みをつけて、その後の経営に専念する手段ではないでしょうか。