独立開業ブログ
1.182016
フランチャイズのトラブル(法定開示書面の読み方)
独立開業後に「こんなはずじゃなかった・・・」なんてことがないよう
フランチャイズに加盟する前にチェックしておくべき点をご紹介しておきましょう。
まず、フランチャイズ事業者は、新しくフランチャイズ加盟しようとする者と契約を締結しようとする時は、
あらかじめ定められた事項を記載した書面を交付し、その記載事項について説明をしなければならないとされています。
この内容については、「法定開示書面とは」でお話しました。
その法定開示書面の7番「直近の五事業年度において、フランチャイズ契約に関する訴訟の件数」については
必ずチェックして置きたいところです。
フランチャイズ本部と加盟店との間の信頼関係が分かる
直近の五事業年度において、フランチャイズ契約に関する訴訟の件数があまりにも多い場合は要注意です。
訴訟にまでなるということは、フランチャイズ本部と加盟店との間の信頼関係を表しているともいえます。
また、その訴訟の内容を聞いておくことで、そのフランチャイズ本部の弱いところや考え方が
分かると言えます。
必ずチェックしておきましょう。
【チェックポイント】
・フランチャイズ契約件数に対しての訴訟割合が高くないか
・訴訟の内容