独立開業ブログ
7.12016
TSマークを知っていますか?
TSマーク(自転車向け保険)を知っていますか?
自転車安全整備士が点検整備した自転車に貼付できるシールのことで、
傷害保険と賠償責任保険が付いています(付帯保険)。
2016年7月1日から大阪府の条例でも自転車保険の加入が義務化され、
手軽に自転車保険に入れることから注目されています。
TSマークの種類と保険内容
保険期間は整備されてた日から1年間。
第一種TSマーク | 第二種TSマーク | ||
イメージ | |||
色 | 青 | 赤 | |
傷害保険 | 死亡若しくは 重度後遺障害 (1~4級) |
30万円 | 100万円 |
入院(15日以上) | 1万円 | 10万円 | |
賠償責任補償 (死亡・重度後遺障害1~7級) |
1,000万円 | 5,000万円 | |
被害者見舞金 入院(15日以上) |
なし | 10万円 |
保険料は不要だが、整備点検費用が必要。
また、自転車の状態によっては修理がひつようになるので、整備点検費用とは別に修理費用が必要な場合もある。
自転車を自転車安全整備士が点検整備することにより「自転車本体」に保険がつく。
TSマークのメリット
・TSマークは点検整備をしたらついてくる格安の保険である。
・自転車安全整備士の店で整備してもらえばいいので手軽
・自転車の車体ごとの保険なので、自分以外の人でも有効
TSマークのデメリット
・補償金額が少ない(高額賠償の事例と比べると不十分)
・対人のみの補償であり、対物の補償がない
・示談交渉サービスがない
・自転車ごとにTSマークが必要