独立開業ブログ
3.282016
自転車安全整備士の資格とは
自転車の点検整備に関する技術と、安全に自転車を利用する方法について指導する専門的な技術をもつ
公益財団法人日本交通管理技術協会が実施している「自転車安全整備技能検定」に合格した人を指す。
この資格を有している店舗は、条件を満たせばTSマーク取扱店として登録できる。(3年更新)
自転車安全整備士の試験「自転車安全整備技能検定」
「自転車安全整備技能検定」の試験内容
学科試験
自転車の基本的構造や性能に関する知識、点検整備に関する知識、自転車の安全な利用に関する知識が問われる。
①自転車の構造および機能に関する知識、②自転車の点検整備に関する知識、
③自転車の安全利用の指導に関する知識
実技試験
自転車の点検整備に関する技術レベルが問われる。
①分解 ②組立
面接試験
自転車の安全な利用に関する指導力が問われる。
受験資格
18歳以上
自転車の点検及び整備並びに自転車の安全利用に関する指導に関し、2年以上の実務経験
自転車安全整備士の資格がなくても、自転車店は開業可能
自転車屋を開業する場合、自転車安全整備士の資格は必要ありません。
TSマーク取扱店として開業したい場合は、自転車安全整備士の資格が必要になります。
しかし、TSマーク取扱店の登録の条件として、
「自転車の点検整備をするための作業場が5平方メートル以上確保されていること」と規定されているため
自転車安全整備士の資格を持っていても、TSマーク取扱店になれない場合もあります。
このため、自転車屋を開業したいと考えるとき、この資格を必要とするか否かは
開業する方の考え方によります。
実際にリコ加盟店でも、TSマーク取扱店として登録している店もあれば、
していない店もあります。